トップ  >  楽器について  >  ツィンバロムを用いた楽曲
ツィンバロン (Cimbalom) はロマ(ジプシー)の間の民族楽器として長く使われてきていましたから、そちらの方面の曲は枚挙にいとまがありません。クラシックの楽曲になると、ずっと絞られてきます。ざっと年代順に並べると、以下のようになります。(Junkoがコンサートなどで演奏したものは、括弧内に記してあります。)

フランツ・リスト (1811-1886)
  自らがハンガリー人であることを誇りに思っていたリストは、そのピアノ曲
  でも、ツィンバロムを彷彿とさせる曲をたくさん書いていますが、
  当時はクラシックで用いられることはほぼ無かったと思われるツィンバロムを
  彼の管弦楽曲でも登場させています。

「ハンガリー狂詩曲第3番」
「Ungarischer Sturmmarsch, S119/R437 」

クロード・ドビュッシー (1862-1918)
「レントより遅く」
  この曲は、元はピアノ曲ですが、作曲家本人によって管弦楽化されており、
  その際に、曲の冒頭からツィンバロムが使われています。
  手に入る音源としては、Naxosで、Katerina Zlatnikova の演奏を
  聞くことが出来ます。

バルトーク・ベラ (1881-1945)
「ラプソディ第1番」(井上道義指揮 東京交響楽団 vn.竹澤恭子)

イーゴリ・ストラヴィンスキー (1882-1971)
 ストラビンスキーはAladar RACZにツィンバロンを習って、自ら
 かなり演奏していました。その結果、何曲か作品を残しています。


「きつね」(ゲンアジー・ロジェストヴェンスキー指揮 読売日本交響楽団/他)
  音楽劇です。日本語での上演は、1991年にサントリーホールでやったのが
  最初ではないかと思います。(この時も舞台にあがりました。)
  なかなか良い日本語の歌詞でしたが、その後、再演の機会はあったので
  しょうか...。

「ラグタイム」(アンサンブルアドホック)

コダーイ・ゾルターン (1882-1967)
組曲「ハーリ・ヤーノシュ」(スティーブン・スローン指揮 東京都交響楽団 定期演奏会 /他多数)
  これは、ツィンバロムのメインレパートリーですね。
  第3曲と、第5曲に、ほぼソロ扱いで登場します。

アンリ・デュティユー (1916-)
「瞬間の神秘」(小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ)
「夢の木(L'arbre des songes)」(パスカル・ヴェロ氏指揮 東京フィルハーモニー交響楽団)

クルターク・ジョルジ (1926-)
「クアジ・ウナ・ファンタジア op.27」(クリスティアン・アルミンク指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団)
「コンチェルタンテ」(ゲルト・アルブレヒト指揮 読売日本交響楽団 日本初演
「シュテファンの墓碑」(クリスティアン・アルミンク指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団 日本初演

ルイ・アンドリーセン (1939-)
「時間(De Tijd)」(沼尻竜典 氏 指揮 東京交響楽団)

エルビス・コステロ (1954-)
「イル・ソーニョ(IL SONGO)」(東京フィルハーモニック管弦楽団 日本初演
  コステロ初の管弦楽曲で、全米/日本どちらでもSOLD OUTでした。
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